昨日は4月1日でしたね。
フランスではこの日を「ポアソン・ダブリル(4月の魚)」と言い、魚をモチーフにしたものをプレゼントしたり、食べたりする習慣があるそうです。 そんな4月1日の昨日、「幸せのケーキ共和国」&並木麻輝子先生共催で「ポアソン・ダブリルと桜の集い」という会があり、私も参加させていただきました♪ (何だかボケボケ画像ですが。。汗) 諸事情により、満足に桜の写真を撮る時間も無かったので(涙) 雰囲気だけでも伝われば、と思い☆ でも魚(?)はしっかり撮りましたから!(笑) ねえ、見て! こんなに可愛い魚ちゃん達なの♪♪♪ しかもこんなにおいしそうな魚って、見た事無い!(笑) キャーーー!!! (言葉が出ない・笑) 。。みんなそんなに、ギョロギョロした目で見ないで(笑) 食べられなくなっちゃうじゃない~~ (ありえない・笑) 「リリエンベルグ」(ひらめ・フリュイバージョン) リリエンベルグからは3台用意されており、「ひらめ2台 かつお1台」というその説明が私にはツボにハマり(笑) フリュイバージョンは大きくカットしたフルーツがたっぷり♪ 「リリエンベルグ」(ひらめ・イチゴバージョン) 元々「ポアソン・ダブリル」の魚とはサバの事だったらしいですが、こうしてパイにする場合は華やかになるからか、圧倒的にひらめの型が多いそうです。 「リリエンベルグ」(かつおバージョン) そしてこちらは、かつお(笑) 。。うーん、たしかに、サバやかつおよりは「ひらめ」って感じ(笑) でもこれ、口元がなんとなく可愛い、歯を食いしばっているみたいで(笑) 3種のうち、選べるのは一人1種類のみ。 私が選んだのはひらめ・イチゴバージョン。 目玉のところを選んじゃいました~♪ 本物のお魚の目玉は食べられないけれど、これなら平気♪ だってマジパンだし(笑) フィユタージュはバターを外包みにして、サクサク感を大切にしているそう。 それだけでなく、フィユタージュとカスタードの間にジェノワーズの生地があるので、フィユタージュのサクサク感が長くキープされる感じです。 カスタードにはバニラビーンズもたっぷり♪リリエンブルグさんらしい、とても優しい味わいでした。 「ア・ポワン」(苺のポワッソン) こんな遠いお店のものまでいただけるなんて、感激♪ ひれがとってもゴージャスですね(笑) そして中心にあるハート型、これは心臓を表しているんですって! さすが理論派(?) とてもラッキーな事に、カスタードたっぷりのところに当たりました♪♪ (って、自分で選んでいるんですけど・笑) 今日ももちろん、並木先生の有り難い解説付きです♪ それによると、こちらのフィユタージュは3つ折を6回、そして牛乳を入れているのが特徴だとか。 そしてこのカスタードクリームは、あの!シュークリームと同じものなのですって~(キャ~) 。。カスタードは固めに炊いたものをさらに一晩寝かせて、10%砂糖入りの立てた生クリームと合わせているそうです。固めに炊いたものをさらに固めるように一晩寝かせてあるから、コシのあるしっかりとしたカスタードになっているんですね☆ とにかくこのカスタードはおいしかった~~~(メロメロ・笑) 。。これはやっぱり、絶対お店に行かなくちゃ、だわ♪ 「メゾン・ド・プティフール」(ポアソン・ダブリル) メゾン・ド・プティフールと言えば焼き菓子がお得意のお店だけに、ダマンドを使ってくるものと思っていたと平岩さんもおっしゃっていましたが、私もこれはちょっとお店のイメージとは違うな~って思いました。(いい意味で♪) 何となく見た目は素朴系(?)を想像していたのですけど、こんなに華やかでビックリ! フタ(?)を外すとこんな感じです。 とにかくフルーツがたっぷり! (。。何だかこの↑→写真だと向きがあっち向いたりこっち向いたりで、魚ちゃんも目が回っているみたい・笑) (大きなバナナのところを選んでしまいました・笑) これはダマンドどころかジェノワーズなども使われてなくて、パイ生地とカスタード、そしてフルーツのみという、構成としてはとてもシンプルなものでした。 こんなフルーツ主役なものもいいけれど、個人的にはこのお店らしく、焼き菓子ちっくな(?)ポワソン・ダブリル、なんていう、ちょっとひねりを利かせたものも食べてみたかったですね☆ 「パティスリー タダシヤナギ」(ミントのポアソン) これはこの日のサプライズ♪ 柳シェフが今回のために特別に用意してくださったという、ミントを使ったポアソン・ダブリルです。 これは今回用意された中では一番大胆にアレンジされているものだったので、とっても興味津々☆ カスタードの間に、ミントのリキュールを染み込ませたジェノワーズを挟んでいます。 ミントの爽やかさがカスタードの円やかさな中で一際映える感じです♪ カスタードそのものにミントの風味をつけるのではなく(それだときっとヘン・笑)、こんな風にアクセントに使う事でカスタードとの対照や調和も生まれてくるのだと思いました。 これはこの季節らしく、とても爽やかで印象的でした。 (もっと食べたかった・笑) ここで食べるのは一休みで、並木先生から「ポアソン・ダブリル」についてのご説明がありました。 フランスでは4月1日のこの日、新聞やテレビなどでも平気で大胆なジョークを言ったり、はたまた、紙の魚をイヤな人の背中にそっと付けたりもするそうです。。。こういう実際にそこで暮した方にしかわからないようなお話を伺う事ができたのは、とても貴重でした☆ その後諸説ある起源についても説明がありました、どれも私には本当に思えてしまったんですけど(笑) さて、後半戦のスタートです。後半戦は仕切り直し(??)のサレ系から始まりました♪ 「アルカイク」(フリュイ・ド・メール) アルカイクが用意してくれたのは、いずれもサレ系。。甘くないポワソン・ダブリルです。 この写真だけでは何だかよくわからないと思いますので、 じゃーん。 中はこんな感じです♪ (切ってくださったみなさま、本当にありがとうございます!) (私も気持ちだけはあったのですけど、、迷惑をかけてもどうかと思い、、苦笑) パイの中には魚介類(エビ、牡蠣は確認☆)を白ワインでポシェし、ベシャメルソースで和えたものがたっぷり♪ 。。これ、めちゃめちゃおいしかったです~~♪ これはぜひ自分でも注文してみたいなぁ~、これなら家族でも楽しめそうだし♪(こういう時だけ家族を持ち出す私、、調子イイ?笑) ゴージャスな具ももちろんだけど、しっかり塩の効いたお味付けがとっても好みでした♪♪ 画像的にはほぼ同じな(笑)こちらは「ジャンボン」 中にはじゃが芋で作ったニョッキとブルーチーズ。 (きたなくてゴメンナサイ・汗) ニョッキが入っているなんて、とっても珍しい~ じゃが芋のニョッキはとってもモチモチ☆ 不思議な感じ~ (。。やっぱりフリュイ・ド・メールの方がスキ~♪) 「パティシエ・シマ」(めでたいパイ) (たしかにめでたい感じがします・笑) そして、大トリはこちら! 他のポワソン・ダブリルが2,3台で全員分なのに対し、これは1台で全員分。 。。そうなの、それだけ「デカイ」って事なのーーー 1カットも厚みがスゴイ(笑) ジェノワーズにはコニャックを染み込ませ、間にリンゴを挟んでいます。 いただいた感想、、私はとてもこれは懐かしいタイプに感じました。 何となく昔食べた、銀紙に包まっているようなブランデーケーキ、とかを連想してしまいました。 とても優しい味わいです~* 並木先生の解説によると、伝統を重んじる島田シェフらしく、この魚の形は古典を参考にしようと、金沢の和菓子屋さんの落雁の型を参考に作られたのだとか。。へぇ~ そして並木先生は、島田シェフの言葉もご紹介してくださいました: 「アレンジもいいけれど、伝統を重んじる事が大切」 「伝統を重んじつつ、時代と、日本人の嗜好に合わせていく事を考える事も、パティシエの役目」 伝統を知ってこそ、アレンジも成り立つ。。。伝統を知らなければ、何をやってもそれは道外れなものになってしまうから。 そのバランス感覚もまた、大切なのだろうな、と思いました☆ 今回もとっても楽しい会でした♪ 特に今回はいろいろな方ともお話ししながら食べられたので、本当に楽しかったです♪(特にhalfapersonさん、ぴゅあまよさん、シナモンちゃん、ありがとう~♪またヨロシクね☆) いつもいつも、こんなステキな会を企画してくださる平岩様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです☆ 並木先生の解説も、いつも本当に勉強になります。ただ食べるだけよりも、ずっと味わい深く感じられるのです☆ 。。次の企画が待ち遠しいです♪(笑) よろしくお願いしま~す!(笑) レス、遅れ気味で本当にゴメンナサイ。 明日まで待ってください~ゴメンナサイ~
by happy_lily_happy
| 2006-04-03 01:10
| スイーツ
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